2007年1月4日午前中は晴れ(午後より風が出る)
PNG釣行の最終日となってしまいました
この日の朝はキャプテンを始めガイドのピーターとその友人が早速船の準備をしてくれています
最終日だから少し早めに出航しようと言うことになっていました
さすが最終日となると、必然的に気合いが入ってしまします
しかし、必ず力むと良いことは無いはず
早々に朝食をすませて、出発です
昨日と同じ感じで、キハダを追ってみるも鳥山はなし・・・
最終日ですので、深追い無く実績のポイントに移動です
そう
飛行場のポイントです
この日午前中は穏やかな海でしたが
魚がスレタが
この1匹を釣り上げて午前中は終了となってしまいました
一応バラクーダをかけたのですがバラシでした
そして、午後になると風が出てきてしまい
飛行場ポイントでは思うようにキャストができなくなってきました
キャプテンと話、昨日のポイントをピンポイントでいこうきめました
Mioko Islandとコポポ島の間に向かいます
ちょっと風が残っているので
休憩してスノーケリングをしようと
ポイントより中のMioko Islandとリーフの間に船をつけてもらいました
ラバウルは火山があるので海水は少し濁っていることがおおいようです
でも自分が覗いた一瞬だけ澄み、海底まで見ることができました
自分は泳ぎが得意でないので、ライフジャケットを着て泳いでますが
今までこんな海を感じたことは有りませんでした
深さを感じ、遠くの魚まで見え、海流を感じて、風を受け・・
自然の大きさをまた考えさせられた一瞬でした
残念なことにKayoさんは濁ってしまい綺麗な状態を見ることは
できなかったようです
この残された自然がいつまでもあることを心から祈りたいと思います
そして船へ戻ろうと必死でおよいでも、
海流が強くてなかなか戻れませんでした
途中、小船(バナナボート)にのったおばちゃんに不思議な目で見られてしまいました
ピーター曰くバナナボートとは島で取ったバナナやマンゴーなどを
コポポなどに運搬して売りにいくための船だそうです
そのほかにも、島とラバウル間を往復する船はイッパイあるそうです
泳いで少し寒くなったので、暖かいコーヒーを頂き
釣りを再開しました
昨日も同じところでやっているので、あたりも無く、きょうはダメかなって気分になってきました
日も少し傾きかけてころから、若干の当たりがKayoさんにありました
自分は微妙ですが・・・
でも、水面がざわざわしているような感じは分りました
とりあえず投げなきゃチャンスは増やせません
自分は今回船首いてたので、でそうなポイントを目掛けてキャストするのみです
なんべんか投げていて、突然Kayoさんと自分はほぼ同じポイント目掛けて投げた一瞬がありました
ルアー着水と同時くらいに、水面が盛り上がりドカンとロッドに重みが伝わりました
「GTだぁ〜」
ドラグがものすごい勢い出ています
腰の力だけでは船首なのでうまく立っているのがやっとです
ピーターの声援が聞こえてきます
キャプテンも船をうまく合わせてくれているので助かります
少し巻けるようになりちょっと安心した時
もう一度、GTの攻撃です
懇親の力でロッドを握り返し、耐えます
船の腹に潜ろうとしています
キャプテンがうまく操舵しラインを左舷から右舷に回すことができました
下手な操舵なラインブレイクで終了だったと思います
みんな一丸となっての行動は気持ち良いものです
頑張る励みになります
ようやく、どうでしょう10分以上は格闘したでしょうか
GTがやっとキラリを魚体も見せてくれました
自分はすでに握力すら弱くなっています
ラインをピーター寄せてくれて
ギャフを入れてくれキャッチすることができました
良型のGTです
このGTでPNGの締めくくりとなりました
ポイントはまさに
4°14'29.26'' S
152°25'22.99'' E
です
火山の関係でもっと良いポイントはあるそうですが
今回の努力の結果ですから
不満は一切ありません
GTフィッシングはパラオとグアムで前回は挑戦しましたが
また違った感動をあじわえたと思います
専門の方なら、何だ小さいGTでこんなんはGTちゃうよと言われてしまいそうですが
自分の中ではれっきとした記録です
生涯の記録です
そして、次はこれを超えるGTを追うことででしょう
今回の釣行記はコレにて締めくくりたいと思います
実際まとめるのに釣行より半年も掛かってしまいました
誤字脱字が沢山あり読みづらいところも多々あると思いますがご了承ください
追記
ラバウル最終日は飛行機の時間まで若干の時間がありマーケットに連れていってもらいました
一日やっているのかはわかりませんが、沢山の人でにぎわっていました
PNGといったらバナナやパイナップルです
日本で売っているものが食べれなくなってしまいそうなくらい美味です
青いですが甘くておいしいバナナは一生忘れないでしょう
おわり